過去100冊以上の片付け本を読んできた私の『片付け本』をご紹介

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こんにちは!片付けアドバイザーのヒューです。

過去100冊以上の片付け本を読んできたわたしがおすすめする『片付け本』をご紹介します。

今日のおすすめは『姑の遺品整理は、迷惑です 』(双葉文庫) [ 垣谷美雨 ]

はい。昨日に続き、また垣谷美雨さんです・・・・本当、おもしろいんですよ~(笑)

(この本を読んで、整理アドバイザーと片付けが苦手な人とのマッチングサイトを作りたい夢を持ちました)

垣谷さんの書く小説がおもしろいのか、それとも片付けの話がおもしろいのか、はたまた両方なのかわかりませんが、わたしはこれを5回はオウディブルで聴きました。

何度聴いてもおもしろい!そして、考え深くなります・・・・

特に印象的だったのは、
登場人物の義母(遺品整理をする)とすでに身辺整理がついた状態で亡くなった実母の対比。そこから表れる人間性の違い。
どちらが良くてどちらが悪いわけではありませんが、物を通してその人の考え方がよく表れています。

物が多くてため込んでしまう義母に、怒りを感じながらも、世話好きで人懐っこく人間味あふれる人柄を知る。遺品整理から見えてきたのは、豊かな時間を過ごした日記と近隣の住人からの感謝の言葉。
一方、何事にも潔く完璧に振る舞う実母は、理想的な母かもしれないが、そこにはどんな匂いや思い出があったのかという記憶が抜け落ちていることに気づく。



遺品整理を通して人と人が交流する話の展開が、それはそれは他人事とは思えないくらいです。気になって気になって続きを読んで(聴いて)しまいました。

そして、両親が死んだらどうしよう?自分が死んだらどうなるんだろう?と本を聴きながら考えさせられます!


人は確実に死ぬのに、いつ死ぬか誰にもわかりません。

実際に、遺品整理に困った経験をもつ人の話はよく聞きます。

”死を見つめることで、生が活きる”と言われますが、この本は人生において大切な生き方を発見できる内容です。
ぜひ読んでみてください!




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