今日は、主婦といえば台所仕事!その台所仕事についてのわたしのシンプル思考についてご紹介します。
わたしは主婦歴4年目のまだまだ新米主婦ですが、この4年間でシンプルライフ、ゆるミニマムな生活を取り入れることで主婦についての思考の整理になりました。
主婦(やお母さん)とは”こうあるべき”という考えや、母の思い出、おばあちゃんからの知恵など、母とは、妻とは、嫁とはという理想像みたいなものがしっかり自分の頭に植え付けられていました。
しかし、それらの考え方がよい目標になることもあれば、足かせになることもあり自分を苦しめていたのです。母親やおばあちゃんはあんなに手間暇かけてくれたのに、わたしはできない、やりたくない、料理に自信がない、等々。
家族に美味しく食べてほしいけど、何十年もかけて台所仕事に縛られ、やっと認められるみたいなことを考えただけで正直やる気がでなくなります。
どうしてこんなジレンマを抱えるのか?自問自答してきましたが、どうやら家庭のイメージの固定観念が自分を苦しめていたことを発見しました。
家の仕事ができない、料理を作るのがめんどくさいという女性は多いのに、なぜ当たり前のように社会や男性はそれを求めているのか?そして、料理ができないと女性としての資格がないくらいに思われそうで怖くないですか?
でも、その気持ちを手放した時、実は自分で自分を縛っていた思い込みだけだったと気づき、自分のやりやすい方法でおいしくできればいいのだと発見しました。
ではさっそく始めてましょう!
なぜキッチンバサミがおすすめなのか?
なぜキッチンバサミがおすすめなのか?それは包丁とまな板に縛られている思考を手放すためです。
キッチンバサミは昔のお母さん思考を解き放つためです。実家の母親は今でも包丁とまな板で食材を切っていますし、私は結婚して主婦になって初めてキッチンバサミを使いました。
始め使った時はなんて便利なんだ!と驚き、なんでもキッチンバサミで切ることを試しました。大根やニンジン、キャベツ玉ねぎのような大きく太くない食材でなければほとんど切ることができました。
みじん切りに関しても、専用のフードチョッパーを使えば簡単にきれいにみじん切りしてくれるし、スライサーを使えば薄く食べやすい状態にしてくれます。
この時、めんどくさかったのは狭い台所でまな板を置く場所を確保し、包丁で同じ大きさに切って、それをボウルに置いておくという一連の作業にロスを感じていたからです。以前は木製の大きくて重いまな板を使っていましたが、現在はまな板は薄くて小さなものに変え、傷んだら交換する方法を取っています。
具体的にどうやって手放すかというと
- キッチンバサミを使う
- スライサーを使う
- 手でちぎる
- 小さな包丁(ペティナイフ)で手の中で切る
- 切らなくてもいい食材を使う
など包丁とまな板を使う作業を減らすことを考えます。
ほうれん草やブロッコリー、トマトは皮をむく必要がありません。なすなどは皮をむかなくていいし、もやしはそのまま袋から出して使える野菜なので重宝しています。
包丁とまな板だと、作業の手間と時間がかかりすぎます。また板をおくスペースを確保する、包丁とまな板を取り出す、食材を切ったら包丁とまな板の両方を洗うことが必要です。
しかし、キッチンバサミなら食材を手に持って直接チョキチョキ切っておしまいです。洗うのはキッチンバサミのみ。
もちろんまな板を使って包丁で切ることもあるので使いますが、包丁とまな板を手放した方が断然楽です。一生懸命がんばりすぎて、指を切ったりやけどしたりすることよりも、お母さんが楽しく気持ちよく料理に向かった方が家族もうれしいのではないでしょうか?
次に、家族の反応と母親の意気込みの差が、家事のやる気をそいでしまうのでは?と感じていることをお伝えします!
どれだけ手間と時間をかけても子供の「おいしくない」の一言にかなわない
いくら手の込んだ料理を作っても「おいしくない」の一言で、子供にかじっただけで、一口も食べてもらえないことが多々あるのは私だけではないはず・・・ここまでしてお母さんは家族全員が満足する料理を作らなくてはいけないのでしょうか?
日本人は板前さんのように台所仕事は修行や職人の世界につながっていますが、家庭料理はそのような階層があったり、手間暇をかけて作ることから解放される必要があると思っています。
そのプレッシャーや家族を喜ばせたいという気持ち(=楽をしたい)が負担になって、だんだん冷凍加工食品やお惣菜に頼りがちになる一因だと感じています。しかし、加工食品や冷凍食品は食品に化学調味を添付してあるので、舌への刺激が強く、中毒性があります。
そのため、そればかり食べていると、舌と脳が麻痺してしまいますので、小さいお子さんに与える影響は大きいです。成長期だからこそ健康的で本来の食材のおいしさを伝えることも大切だと感じています。
調味料のミニマム化についての記事はこちら⇒ミニマリストの調味料。素材の味を引き立てるが大切な理由3つの記事は
成長過程において3歳~4歳くらいまでは、おいしい、おいしくないとはっきり言うそうですが、だんだん大人になるとおいしい、まずいは言わなくなるそうです。大人になると「黙って食べる」、とか「作った人に感謝して出されたものは全部食べる」、が暗黙になっていたりしますよね。
子供が食べない、おいしくない原因のとして食材が固い、味が好みでない、焦げていることが多かったです。そのため味付けは各自お好みでつけてもらうようにして工夫しました。残りの火加減については忙しい中で料理するので調理家電に頼ることにしました。
そして次に解放されたいことといえば、フライパンで調理するガスコンロの火(かまど文化)ではというお話です。
かまど文化(ガスコンロの直火、フライパン)を手放すことを
わたしたち日本人は、当たり前のようにガスコンロの火力でフライパン料理を作ることをしていますが、欧米ではオーブンが発達しているので、ガスの火を必ずしも使わないと聞きます。1日3回も家族のために料理を作るって本当に大変です。
なんと日本人の6割はフライパンで調理し、欧米では6割がオーブンで調理するそうです。
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そこで日本といえば、おくどさん、かまどの文化といえます。そのため、ガスコンロの直火で煮炊きをすることが当たり前となり、今でも火の調理が当たり前です。
しかし、本当にその直火の調理でいいのでしょうか?わたしは以下の理由で直火調理の難しさを感じていました。
- 火力や温度など微調整が難しい
- 食材によって火の通りやすさが違う
- 鍋の種類も無限
- 火を使っていることは火事の原因になりやすく、目を離すことができない
- 時間がかかりすぎる
忙しいお母さんは一生懸命、付きっきりで火のそばで煮炊きをして調理しますが、夏場の暑い時期に汗だくになりながら、火のそばに常にいなくてはいけない、危ない包丁を使っているのに子供に話しかけられて手が止まってしまう。
結果、必死で作った料理の食材に焼きムラができて、まずいと言われ、食べ残される。労力も時間も材料費もなんてもったいない!
そこでわたしは電気圧力鍋を購入して料理を作ることで、その呪縛から解き放たれました。
記事はこちら⇒電気圧力鍋で簡単&便利で時短が可能!ガス火の暑さから解放!
今、ガスコンロはお茶を沸かすくらいしか使っていません。時々、魚焼きグリルを使いますが、もしスチームオーブン(レンジオーブンを持っていましたが捨てました)と電気ケトルがあれば本当にガスコンロはいらなくなります。
火の調理の方がおいしいというイメージがありますが、それにかかる労力を考えると正直、調理家電で調理した方が後始末を考慮しても、味もよっぽど楽でおいしいものができると考えています。
電気圧力鍋で加圧調理した大根やキャベツは一度たりとも固かったことはありませんが、ガスコンロで煮た大根やキャベツはその時々によってムラがあります。
どうしても手間暇かけて作った方が尊いと感じてしまいますが、小さなお子さんがいる家庭やお年寄りがいらっしゃる場合はぜひ安全のためにも調理家電に頼った方が、労力も時間もかからず焼きムラがない調理家電をおすすめします。
今一度、習慣や習わしを見直して、今の生活にあっていないものは捨ててしまいましょう!現在わたしはフライパンを捨ててしまいました!
ぜひ、ご台所仕事を楽にするためにも、包丁とまな板をキッチンバサミに。フライパンや鍋を電気圧力鍋といった調理家電に頼って面倒な片づけや夏場の暑い調理から解放されてくださいね!
では最後にまとめてみましょう!
まとめ
なぜキッチンバサミがおすすめ?女性を包丁とまな板から解放する!についてのまとめ
- なぜキッチンバサミがおすすめなのか?それは包丁とまな板に縛られている思考を手放すため。
- どれだけ手間と時間をかけても子供の「おいしくない」の一言にかなわない。手を抜く必要性を考える
- かまど文化(ガスコンロの直火、フライパン)を手放す
以前、わたしの尊敬するベニシア・スタンリー・スミスさんの講演会に行った時、女性についてのお話の中で海外ではベビーシッターを雇い、家事育児を夫婦が分担し、男女ともに働くというのに日本の女性は家事も育児も一人で行い、稼ぐこともする、世界では珍しいと聞きました。
実際、ベニシアさん自身も近所の仲の良い方に頼んで家事をしてもらっているそうです。
その話を聞いた時は、独身だったこともあり、ベニシアさんの言う”日本の女性”はそれが当たり前だったので、そうなんだ!と驚きましたが、
実際に家庭を持つとベニシアさんのおっしゃる意味がとてもよく理解できました。本当に日本の女性は3つのことを完璧にこなす素晴らしい存在です。
しかし、日本の女性はもう少し手を抜いて、もう少し何かに頼った方がいいのではないかとも感じています。キッチンバサミはその流れを断ち切るための象徴としてわたしは認識しています。
ベニシアさんのおっしゃる世界基準にはならないかもしれませんが、一人一人の家庭で女性が小さな革命を起こし、少しでも女性の負担が減ることを考え実践していきたいです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました(^O^)/
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