みなさんは、毎日の献立を考えるのが、億劫ではありませんか?!毎回同じメニューになりがちで同じ調理法に偏り、家族からブーイングが出そう!?と考えて、料理を作るのも大変になりがちですよね。
一度に大量に作って作り置きを準備しても、味が落ちるし、調理時間もかかって面倒くさいですよね。かといって事前に1週間分のメニューを決めておいて作ったとしても、途中で違うものが食べたくなったり、食材が足りなくなって、再び買出しにいったり・・・・
結局、何を作ればいいのか悩み、億劫に感じて嫌になりがちです。
今回の記事は、日々献立を考える時のポイントとして参考になればと思いまとめました。読んでいたくと、日々、献立を考えるのが楽になり、あれこれ悩む時間を短縮できると思います!
- 献立を考えるポイントが知りたい方
- 作り置きが面倒くさい方
- なんとなくメリハリがない料理になりがちな方
- いつも同じメニューになりがちな方
にぜひ読んでいただきたいです!!
日々、料理を作るうえで献立を考えるポイントを知ると気持ちも楽になり、あれこれ悩むストレスが減り時短につながりますよ。
献立を考える時のポイントもシンプルが一番!ぜひ、一読いただけると嬉しいです。
ではさっそくお伝えしましょう~
メインをルーティン化して逆算&消去法でメニューを決める
わが家の場合は、7日間のメインメニューのうち、魚メニュー×2,豚メニュー×2、鶏メニュー×2、その他×1ということもルーティン化しています。そして調理法についても基本的に「五法」といわれる方法で逆算的に考えます。
<五法とは>
- 「生」(切る)
- 「煮る」
- 「焼く」
- 「蒸す」
- 「揚げる」の5つの基本の調理法のことです。
これらを前日と違うメインをパズルのように消去法で決めていけば、リズムが生まれ単調になりませんよ!
例
- 月曜日:魚×生(切る)
- 火曜日:豚×煮る
- 水曜日:鶏×焼く
- 木曜日:魚×蒸す
- 金曜日:その他(ごはんや麺など)
- 土曜日:鶏×揚げる
- 日曜日:豚×その時々にあわせて
副菜を調理する時も、メインの調理法以外の消去法で決め、その時に食べたい調理法で味をつければいいです。
例
- メインが煮物なら
- 一つ目の副菜はそのまま食べられる食材を選ぶ
- もう一つは焼くとおいしい食材を選ぶ
- 定番の汁物(具材は1~3で使っていない食材を入れる)、で完成です!
では次に、その五法の調理法に対し、どうやって味付けをするかについてご紹介します。こちらもシンプルがおすすめですよ~!
調味料を限定し、かけ算で味をつける
味付けも、わが家の場合は調味料を限定しているので、よくある「さ(砂糖)、し(塩)、す(お酢)、せ(しょうゆ)、そ(味噌)」で完了しています。他にも「ごま、のり、じゃこ」などのストック乾物をパラパラまぜて、プラスアルファでアレンジします。逆に調味料をシンプルにした方が応用がききますよ!
ミニマリストの調味料。素材の味を引き立てるが大切な理由3つ
具体的には・・・
- 塩&オリーブオイル・・・蒸し料理
- 味噌・・・味噌汁、
- しょうゆ・・・煮物、焼き物
- お酢・・・酢の物、マリネ、サラダ
- 万能つゆ・・・豆腐にかける、煮物、お吸い物の出汁として
- 砂糖・・・甘味噌、甘辛しょうゆとして
- ときどきケチャップ
くらいです!それが当日のそれぞれの料理にに重ならないようにしてパズルのようにあてはめるだけ!献立を考えるポイントとしては、ずばり献立を考えないために、ルーティン化し、その時にパズルのようにあてはめ、消去法で考えるだけでOKということです。
では次に、そうはいっても何も思い浮かばない、面倒くさいという時に献立を考えるポイントとをお伝えしましょう!
家族に”何度食べても飽きないメニュー”を決めておく
メインのおかずについて、一番多いリクエストメニューを各自2~3個、聞いておくことをおすすめします!そうすると一週間のうちの、わが家の場合は4人ですが、下の子供はまだ1歳のなので3人とすると3人×2品=6つのメインのメニューが決まり、かつ家族の満足度も高くなります。
- この食材でこれを作った時に家族の反応がよかった!
- 子供がよく食べてくれた~!
という定番リストをストックしておくと便利ですね。
わが家の場合は・・・
- ニンジンは「ニンジンしりしり」:細切りスライサーで切ったニンジンをホームベーカリーに入れ、そのまま10分ほど温め機能で炒める。細切りでこげやすいので、ホームベーカリーだと弱火でゆっくり加熱するので甘味がでやすい。あとは塩で味付けするのみ
- 大豆は「甘辛しょうゆ」:蒸した大豆を片栗粉でまぶし、揚げ焼きにする。こげやすいので最後に火を止めから砂糖としょうゆで味付け。片栗粉の代わりにきな粉を使うとより風味が増します。
- 大根は「みそ煮」:大根をやわらかく煮る。一緒に味噌と砂糖で煮ても美味しいですし、付け合わせで甘味噌をかけるだけでもOK。味噌は中部地区の赤味噌が定番です。
このように、食材に対してシンプルな鉄板メニューを決めてしまいます。家族が良く食べてくれるメニューなので良く作ります!この時に、「また同じメニュー?!」とブーイングがでることはあまりなく、進んで食べてくれるのでヘビロテしてもよし!と思っています。
次に食事を作るうえでも、食べるうえでも気をつけたいポイントをお話します!
食事に対する優先順位をつけ、自分がよければOKとすると楽になった
実は私自身は同じメニューでOKと割り切って調理しています。たとえ家族から文句がでようが、子供がご飯を残そうが、「自分が美味しく食べれればいい」と思えるようになってから、調理が楽になりました。
以前は、家族に美味しい料理を振舞わなくては!というプレッシャーがありつつも、日々の家事育児でそこまでできず、ストレスに感じていました。しかし家族それぞれ好みも違って、食事に対して求めるものも違います。夫はたくさん食べたい、子供は自分の好きな物を食べたい、わたしは健康的な食事をしたい・・・・など。
それを全て叶えようとすると毎日3回、ものすごくたくさんのエネルギーを使いますよね。それよりはまず、自分を第一優先にして、自分が美味しく食べれる物を作るようにしたら楽しくなりました。
例え健康的でなく栄養が偏ったとしても、楽しく食べられる姿を見せたら子供たちも「食」に興味をもってくれるし、ママはこういう食事が好きだと心から思い子供たちに伝えたら「食育」にもつながると考えています。
そんな感じで、外からの情報(広告宣伝やパッケージ)にまどわされず、自分の感覚を軸に本当に食べたい料理を楽しむことを大切にしてみてください!
食べることは人間の本能として機能しているので、自分の感覚や味覚、気持ち大切に、五感を信じるともっと料理を楽しめるのではないでしょうか・・・?
日々の献立を考える時のポイントの参考になれば幸いです。では最後にまとめてみます!
まとめ
献立を考えるポイントは?!「逆算調理」でラクラク時短法のご紹介についてのまとめ
- メインをルーティン化して消去法でメニューを決める
- 調味料を限定し、かけ算で味をつける
- 家族に”何度食べても飽きないメニュー”を決めておく
- 食事に対する優先順位をつけ、自分がよければOKとすると楽になった
現在わが家は、火を使わず、時短調理家電(電気圧力鍋とホットクック)と、魚焼きグリルを使って調理しているのである意味、調理方法も加熱もおまかせのほったらかしで、楽になりました。蒸すために蒸し器を出す必要もなく、ホットクックは炒め技も使えます!
できればご飯を作った後に、自分が”ぐったり”して食事したくないので、いかに簡単にいかに美味しく楽にご飯がつくれるか?日々、試行錯誤の連続です。
この試行錯誤が読者さんの献立を考える時のポイントの参考になれば、幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (2件)
すごく論理的な献立の組み方ですね!納得できる品質の魚がスーパーに売られていない日とかって、ありませんか?身が小さかったり、鮮度が落ちかけだったり。そういう小さなハプニングはどう対処してますか?
私はレストランのメニュー形式で自分のレパートリーを全て書き出してます。その中から、まずは体調、次に旬のもの意識して
、最後に主菜と副菜の色のバランスを見て献立を立てます。
なるほどです!確かにありますね!そういった時は、納得いかなければ買わずにまた次回にします~
わが家は団地の1階がスーパーなので、ちょこちょこお店に顔を出せるので、チェックしたりしています。
やはりお肉は安定していますが、お魚はその時々によって価格や質が違うので、家計に影響したりします(笑)
塩干ものは比較的値段も安定していますが、やっぱり生のお魚をすぐ食べるのが新鮮でおいしいですよね~
さちこさんのレパートリーを全て書き出すのもいいですね!わたしも以前、食材に合わせて表にまとめたこともありました!
あと、旬を意識するのもとても共感です!!色のバランス、というのも素敵です~
わたしにとって食事って本当に大切なことなので、楽しく美味しく食べれたら幸せですね(*^▽^*)