こんにちは!「1分でわかるお片付け講座」でお片付けの楽しさを伝えるシンプリスト ヒューです(^O^)/
今日も読んでくださって、ありがとうございます。
現在、次のKindle本の出版に向けて、編集・校正作業を進めています。
校正の作業をすることで、今まで書いてきた内容を客観的にみれます。私にとってこれが一番楽しい作業です。
慣れていない時は原稿の修正が入ると落ち込んだものですが、慣れてくると「なるほどこういう言い方があるのか」、「こういうことが共感してもらえるのか」など手応えを感じることができます。
今回の本に関しては、表紙も早く作りたいという希望もあって私が手がけました。世の中に出ている様々な表紙を参考にしますがどの表紙もよく考えられているなぁと感心します。
今回の本の一番の落としどころは、これから共著のひろべーさんが執筆活動を継続的に行うために「部屋の環境整備」をすることが目的です。
環境を整えることでよりいっそう執筆を進めることができ、それによって生活に張りや、やりがいを感じる機会が増えると思います。すると好循環が起きてますます部屋をパワースポット化できます。
50代~60代の女性をターゲットに、子育てが一段落しつつも、介護という別のことが増えます。自分のことや身の回りのことを後回しになってしまう状況の中、どうやって自分の時間をつくり生活を充実させるか?について実際の片付けの様子を踏まえながら、紹介しています。
共著のひろべーさんは真夏の暑い中で片付けもしながら、執筆もするという超過酷な状況の中、しっかりと自分に向き合いものの取捨選択をされました。
紙類が多かったということで書類の整理方法や、後回しになってしまう片付けをどうやって着手してもらえるか、私もひろべーさんに寄り添い、一緒に片付けている気持ちになってサポートさせていただきました。
例えば、たくさんあるものをどこから手をつけていいか分からない時は、簡単にできそうな場所ややったら効果がありそうな場所から着手することがお勧めです。
片付けのハードルをいかに下げるかがポイントです。
これは時間がかかりそうちょっと厄介だなというものは小さく細分化して、今日終わらなくてもいい何日かかってもいいと割り切って少しずつやってください。
片付けは必ずゴールがありますので諦めずにコツコツ実行することで徐々に捨てるハードルが下がって加速していきますよ。
最近では我が家では捨てるものがあまりなくなってしまったので、次は効率的にモノを取り出せる配置転換や、置く場所の最適解を様々に試すということを行っています。
片付けのお手伝いをさせてもらうと、毎回、その人の人生を見させてもらいます。今回のひろべーさんとの共著も、ひろべーさんの重厚で熱い人生の想いを感じました。
片付けのサポートはその一片を切り取るような作業なのですが、そこから見える断片から、その人の人生において、何を大切にしてきたか、何を大事にしたいか、本当はどうしたいのか?を垣間見える機会です。
その時、その人ぞれが過去の思い出や過去の出来事を振り返り、今、その事象と対峙して決断する。
嫌な思い出やいい思い出が一度にドドーーーーーと出てきます。これが結構しんどくて、思い出に押しつぶされそうになります。
私自身がそんなことを何度も繰り返してきました。
そして、徐々に「今を生きる」ことができるようになってきました。
例えば、
結婚した時に持たせてくれた母からの引き出物のお皿。
母親が要らないと言って持たされた調理道具。
母が祖母から持たされたほうきをもらった時。
母も自分と同じように結婚した時の気持ちを自分と重ね合わせて送り出してくれたのかもしれない。
物を通して、その時のその人の感情や気持ちを受け取ります。
物減らしたり、処分する時には、
「なぜこの人は、これを残しているんだろうか?」
「どうしてこれ捨てられないのだろうか?」
それらを想像して、きっとこんな気持ちがあるからなんだと相手に共感し寄り添う気持ちが大事です。頭で判断しても感情が整理できていないと物を捨てることはできません。
しかし徐々に繰り返すことで、思考で物事を判断し感情に振り回されなくなってものの量をコントロールできるようになります。
未来や過去にあっちこっち意識が行ってしまうのが普通です。
だからこそ今という視点を忘れずに、今本当に必要かどうかを見極める力を鍛えなくてはいけません。
誰かが言っていたとかあの人が必要だからというのはほぼいいわけです。それは自分がない証拠です。
自分で考えて実行する。失敗しても成功してもそれを受け止めて次にいかす。そうやって確実に実力をつけていくこと以外物事を成し遂げることはできないと考えています。
それはお片付け以外も同様で勉強やスポーツなどでも同じことが言えますね。学校や会社でも人に言われて動いていたりやり方だけをただなぞらえているだけでは本当の意味で成長はできません。
自分でしっかり考え落とし込むことで
臨機応変に対応できるし確実に成長できると思います。そこに気づきがあるかないかです。
また、何か物を捨てるときにイライラや怒りをぶつける事がありませんか?物に怒りのエネルギーを感じるのは、自分の中に怒りの感情があるからです。
ゴミ箱に投げつけるように物を捨てる人は一度振り返ってみてください。
ものには何も意識はないのに、それを見て感じる人間の方に整理できていない何かが潜んでいるのです。
今日よりも明日、明日よりも今日、少しずつ物との関係を良好にしていくこと。それは自分自身との関係を良好にしていくことにも繋がります。
諦めずに、毎日コツコツいるいらないを考え、身軽で生活してきたいですね!
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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