いつかやらなきゃと思いつつ、後回しになってしまうお片付け。”終活”をふまえたお片付けとなればやらない人がほとんどが普通ですよね。
まだ30代ならやらなくてもいい?!
70代80代くらいで準備すればいいから、今の自分には関係ない話だ・・・・
とお考えのみなさま!いやいや、終活お片付けは「いつでも今からでも」がおすすめですよ!
わたしは半月かけて実家のお片付けを開始しました。両親は「いつかやらなきゃ」と言っているだけで、いっこうに開始しないので、わたしが実家に行って使っていない物を取り出し、家の中にあるものを把握し、整理処分しました。最後は遺品整理の業者さんに家をカラっぽにするためにはいくらかかるか?も教えてもらいました。
ぜひ今回の記事を参考に、終活を見据えたお片付けについて一緒に考え実行していただきたいです!!
ではさっそくご紹介させていただきます。
なぜ終活をふまえたお片付けを「今」やらなくてはいけないのか?
今のお片付けもなかなか進まない、と悩んでいらしゃる方も多いかもしれませんが、そんな時は現在のお片付けの悩みをぜひ、終活お片付けとして取り組んでみましょう!
そしてなぜ、終活お片付けを今からいつでも行うか?といえば、「人間はどんどん歳をとっていき、今が一番、若い時」だからです。今、一番若い時=気力と体力がある時だと考えていますので、その時に行うことが大切です。
今、一番若い自分が使っていないものを年を取った自分が使うことはめったにありません。あったとしたらもっと軽い物、使いやすい物を使ってください。自分のためにも終活お片付けは投資になりますし、「実際、忘れていた現金がタンスからでてきた」という話も聞いたことがあります。
認知症になってしまっては遅すぎます。ぜひ一番若いタイミングの「今」からはじめてくださいね。
そして、次によくあるのが身辺整理を残された家族に”まるなげ”するパターンも多いと思いますが、それについて警告します!
「死んだら全部捨てて」は残された家族にとって無理な話である
人が亡くなった場合、残された家族はお葬式の手配、事務作業、などすることが山積です。
人が亡くなった時にすること一覧:死亡後手続き一覧表
お部屋の片づけはほとんどが後回しになってしまいます。そのため残された家族の負担を少しでも軽くするために、家族のためにもまずは自分の荷物は減らしておきましょう!
ただでさえ、亡くなった後は悲しみで茫然自失となりますので、家族は亡くなった人のお片付けは進まないと認識してください。特に大切な人の物を捨てるという行為はその傷をより深めてしまう、やりたくないことです。
だからこそ、生きている間に、せめてご自身で自分の荷物はどうしたいか(処分するか否か)を決めておくのが残された相手に対する礼儀だと感じます。
残された家族に自分の物は全て捨てていいよ、といいますがそんなことはできないのです。亡くなった人との思い出や、それが詰まった物を捨ててと勝手にいっても、それ自体が辛いという現実が現状です。
ご自分で捨てるが大変だからという理由ならば、他人も大変です。身内はほぼ無理だと思っていただく。そのために遺品整理の業者さんというお金を払ってまでも捨ててもらう人が多いのです。
遺品整理の業者さんに頼むくらいなら、そのお金で現在、楽しいことをしたり、欲しい物を購入して人生を楽しんでくださいね!!
では次に残った物を整理する時の家族は、遺品整理をどうやって進めていくかをお伝えしましょう。
残った物を整理する家族の気持ち
先ほどからお伝えしていますが、現代のような核家族で子供たちも遠方に住み、コロナでお葬式も参加できない可能性があるのが現状です。
そのため、最後は遺品整理の会社に頼む場合がほとんどといえるのではないでしょうか?
聞くところによると、家財が少なく身辺整理がされている方でも20万ほどかかったという話も聞きましたし、私の実家の場合は44万円という見積もりでした。
十万単位でお金がかかることを肝に銘じていただき、できれば生前整理としてなるべく少なくしておくことが鉄則です。
残された家族はその後、亡くなった家族の物をほとんど捨てる状態になることが多いです。遺品を引き取って使うことは多気にありません。
よくあるのが、遺品として残った着物やジュエリー。しかし、何十年も前のものだとデザインサイズが古く好みもありますし、サイズやデザインを直す手間や料金などを考えると、そこまでしないのが現状ですよね。
また、捨てる、捨てないと感情的な話がもつれ、家族間でけんかになることも多々あります。そんなけんかになりそうな時は、
- いったん保留スペースを作って気持ちを和らげる
- キレイキレイと褒める
- 他の人にも見てもらう
と、しこりにならずいいそうです。
次に、終活をふまえたお片付けをするのに、なかなか行動に移せない時の一番のおすすめ方法をご紹介しましょう!
終活をふまえたお片付けをするのに、なかなか行動に移せない時の一番のおすすめ方法とは?!
つい後回しになったりしがちな時は、なんといっても誰かとご一緒にやることをおすすめします。家族や友達と一緒にやるのがおすすめです。一人では進まないことなので、誰かと約束してやれば必ずできます!その方が、第三者の目線が入って進むことも多いです。
一人で片付けをするというのは億劫だしなかなかスタートできませんが、ゲーミフィケーション時に誰かと一緒に始めるとやる気がでて、捨てることができます。
処分に勢いがつけば、自分でもどんどん処分する行動に移せるので、誰かと一緒にやる、特にパートナーや子供の声だけでだいぶ違いますよ。
もし、それは親子で一緒にやる時には、親への思いやりの声掛け、気持ちの寄り添いが大切ですね。(汚いから片付けて、よりもあなたの身体が心配だから一緒にやろう等)
現代は、死を身近に感じられない世の中と岩手、自分が死ぬ危機感をもてません。ゲームの世界のようにまた初めからやり直すということはできないのです。”メメントモリ=死を思え”という言葉もあるように、「死を見つめることは生を生きること」ですので、しっかりと生を生きるためにも死を積極的に意識してみましょう!
では、最後にまとめます!!
まとめ
みんなどうしてる?!自分と親の終活をふまえたお片付けについてのまとめ
- 今が一番若い時。だからこそ「今」終活お片付けをはじめよう!
- 「死んだら全部捨てて」は残された家族にとって無理な話。残さる相手のために礼儀として自分で片づけましょう
- 残った物を整理する家族の気持ちを考えて取捨選択しましょう!
- なかなか行動に移せない時は「誰かと一緒に」が一番おすすめ。
何事も人間は、せっぱ詰まらないと動けないものですが、やってメリットがあることは進んで行っていくことで投資になりますので、どんどん投資として行動に移せるよう日々取り入れてみてください!
すぐにはできなくても、頭の中でイメージする、言葉に出してみる、メモに書いておくだけでも行動ですので現実が変わっていくと思います!
普段のお片付けを兼ねて、終活をふまえたお片付けを実行していただくと物の大切さも感じられます。日々快適にかついつ死んでもいいよう毎日を楽しく生活できるといいですね!
最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m
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