私の実家の片づけ方法は、あくまで”捨てない”が鉄則

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みなさんはご実家によく帰省されますか?

わたしは歩いて15分くらいの場所に、去年引っ越したので、週に1回ほど実家にいって孫の顔を見せにいっていますよ(*^▽^*)

でも遊びにいくと、棚や引き出しが物でいっぱいだったり、片づけられていない部屋を見るとちょっと複雑な気持ちになります。読者さんの中にも

  • 忙しくてなかなか連絡を取っていない方
  • 捨て方がわからない、ゴミの分別の仕方がわからない方
  • 親が亡くなった後にまとめて業者に頼めばいいや~と考えている方
  • ご両親が高齢で体が動かず、物がたくさんありすぎて、どこからやればいいのかわからない方
  • 他の兄弟姉妹もいるし、自分がやらなくてもなんとかなるかな~と先延ばしにしている方

がいらっしゃるかもしれませんね。


わたしは物がないすっきりした空間が好きなので両親が部屋の片づけを積極的にしていない様子をみると仕方がないかと思う反面、最後に残されたわたしたちが、いつかは片づけなくてはいけないんだな、と感じてしまいます。

できる限り早めに準備して万事に備えることが大切ですし、両親が気持ちよく生活でき安心安全な毎日を送ってもらうためにも、ぜひこの記事を読んでいただき、一度考えていただきたいです!


そして、以下のように気づいていただけるのではないでしょうか?

  • 物がなくなる、整理ができると両親との関係もスムーズになるとわかる
  • 自分の過去と出会える、向き合える
  • 両親に喜ばれる
  • 自分の物を片づける、嫌がれる前提でやると案外スムーズに伝わる
  • 捨てない、選ぶ、整理するだけでもよいとわかる
  • 捨てなくても少し整理するだけでも部屋の空気が変わり、気の流れがよくなる
  • 停滞したり硬直状態がもっとも苦しいことに気付ける

そのために家族ができることを記事にまとめてみました。ではさっそくご紹介しましょう!

目次

両親の家は自分の過去と向き合うこと

実家の片づけをすると、実は両親自分の過去と向き合えるよいチャンスです!チャンスって言われても何がチャンスなの!?って感じですよね。

それは自分を物を慈しむチャンスです!!

思いがけないもの(思い出のもの、忘れていたのもの、欲しかったもの、探していたもの、今使いたいもの)が出てきて驚くと同時に、優しい気持ちになれるような気がしています。

他にも例えば、蒸し器や子供用のきりんの絵がついたタッパーなど、買うほどでもないけれど、ちょっと試しに使ってみたいなどの物が案外眠っていて家で活躍してくれる物もありましたよ。

使っていない物を活用できれば、捨てるのが嫌いな親世代にはに喜ばれることうけあいです!

その時、”もし使わなかったら捨ててもいい?”と一言聞いておくと、後から不要になればなんなく捨てることもできるし、

親としては自分で捨てる責任を負わなくてよいのか、喜んで譲ってくれるし、もらってもらえると嬉しいようです。



あと、片づけ整理をしてると必ずでてくるのが、過去の自分の所有品です。いらない物は親のものばかりかと思えば、自分のものも忘れておいてあることが少なくありません。

そして、懐かしと同時に、過去の自分と今の自分を比較して改めて自分と向き合うこともできます。すると自分が少し成長していると気づいたり、昔と全く変わっていなかったりと面白い発見もありますよ。


両親の家とはいえ、まずは自分のいらない物が実家に堆積していないか、まだ残っていないか探してきれいにするのが先決といえます!幼少期のものなんかがでてくると、思わず当時に戻ってほっこりします~(*^▽^*)



そして実家の片づけをする時、わたしがもっとも大事だと感じていることをお伝えしますね。

自分の実家の片づけはとにかく”捨てない”と割り切る

自分の実家の片づけをするときは、捨てないことを前提とし、親が捨てるというまでは捨てないと、初めに伝えることは大切です。

もちろん、使わない物は捨てた方がよいのですが、年齢を重ねれば重ねるほど過去への執着と習慣を変えることが難しくなります。そこで、理路整然とこちらの片づけ論や捨てる行動をとったり、整理することを話しても全く耳を傾けてはくれないでしょう。


あくまで、自分が主体となって、自分の物を整理する、探し物がある、欲しいもの必要なものがあるという前提でお部屋を触らせてもらうことを承諾してもらってください。

そこに敬意を払うことで両親も心を開いてくれるし、あくまでその家に現在住んでいる両親のものだという気持ちを忘れないことも大切だと感じます。


でも実際、実家に行って部屋を整理したり、配置を変えたりと、片づけたり捨てたりしなくても使い勝手がよくなったと喜んでもらえることもあります。そんな時は素直にとてもうれしいです!


先日、わたしは実家の台所にあるキャスターをどかしました。本当はその場所にゴミ箱を置いてすぐ捨てられるようにしたいとのこと。

そして、そのゴミ箱はガスコンロの前にあって、料理をするとき体を曲げなくてないけないことやゴミ箱があるために冷蔵庫の中にあるものを取る時も体を伸ばして届かない時があり不便でした。

さっそくキャスターをどかして中の物を整理し(捨てなくてもよい)移動して希望の配置にし直しました。すると思った通りに使いやすいなって、父親にも広くなってよかったと喜んでもらえました!

そのキャスターは元々独身の時に、わたしが自分の部屋で使用していたものを、いらないからと台所に持って行ったものだったのです・・・

わたしが母親に押し付けたキャスターのせいで台所が狭く使いづらくなっていて、ずっとそのままでした。申し訳なかったです。さっそく、今の自宅に引き取って帰ってきました!

このように、日頃、ちょっと気になるけどそのままにしたったり、億劫で片づけなかったけれど体に負担がかかっていることなど、本人の希望通りに手伝うと思いのほか言い合いにもならず、喜んでもらえます!


確実に年齢を重ねている両親への体の負担を減らす方法が、一番効果があり安心、安全な生活の場へ貢献できますよ


そして、わたしは改めて感じたことがあるんです。実家の片づけの落としどころとは実は・・・

実家の片づけの落としどころ

もしかしたら、実家の片づけが気になるけどけんか中で、掃除どころか話すこともままならない方もいらっしゃるかもしれいませんが、いつか誰かがやらなくてはいけないことです

そうわかってはいるものの、やりたくない、関わりたくないから両親が亡くなったら業者さんに頼んでお金を払ってすればいいと考えがちです。

でもわたしの経験上、その人が亡くなってしまったらなおさら何も手につかない状態になりがちでした。

やはり人が一人亡くなってしまうと、本当に時が止まったようにお部屋や物が止まってしまうことを祖父母が亡くなった時に感じます。


実は、わたしの母方の祖母は特に物を溜めこみがちで、少しでも片づけようとすると”触らなくていい!””そのままでいい!”ばかり。


結局、祖母の家をリフォームする時に、すべての物を捨ててしまったのですが、その後の祖母の老け込み方が顕著にあらわれたんです!

真新しい物に囲まれて見慣れない生活で足を滑らせて骨折し、そのまま認知症につながってしまいました。あの時、もっと祖母の大切にしたものを取っておいて環境を急に変えなかった方がよかったのではないかと今でも感じています。


だから両親の家も無理に捨てたり、片づけたりするのではなくあくまで取っておくかを聞いて、いらなければ処分し、いるものをまとめてあげる、分類わけをしてわかりやすい、取りやすくするというスタンスです。(案外そうすると、物の多さがわかるので親もちょっとは考える・・・)



また、孫を連れて顔をだす機会になりますしお互いの近況報告や情報交換、にもなるので単調になりがちな毎日にちょっとしたイベントを感じることもできます。


このように片付いている状態ではないが、二人の生活を尊重して整理したりまとめてあげるだけでも生活が快適になることを体感できます!

完了しなくてもいい、完璧にしなくていい、一度にすべてやらないとするとお互い気持ちが楽になるのでおすすめです(^^)/


では最後に実家の片づけ方についてまとめてみますね!

まとめ

私の実家の片づけ方法は、あくまで”捨てない”が鉄則についてのまとめ

  1. 実家の片づけは両親と自分の過去と向き合えるチャンス!思い出のもの、忘れていたのもの、欲しかったもの、探していたもの、今使いたいものが出てきて案外楽しい
  2. 実家の片づけは完了しない、完璧をめざさない、いっぺんにしないが鉄則!それより、捨てない、まとめる、分類する、だけで十分!


もし、実家に帰省されるなら、ぜひ自分の探し物をしつつ、ご両親の生活に不便はないか?体に負担がかかる家具や機材が放置されていないか?を聞きながら、

ご自分の過去やご両親の今、今後のことについて家族と話せるといいですね。



家族が本当に伝えたいことって、相手への愛情だったり、相手を大切に思う気持ちだったりしますよね。それは物ではなくても言葉行動でも十分伝わります。

ぜひそんな素敵なお盆をすごしてくださいね!

最後まで読んでくださりありがとうございました(^O^)/

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