物を捨てて快適な部屋にしたいと思う方も多いと思いますが、果たしてどのくらいが適量か?悩むことはありませんか?
使わないとわかっていても、高かったからどうしても捨てられない、いつか誰かが使うかもしれないから取っておく。そんな方も多いですよね!
しかし、わが家は使うもの以外は捨てるようにしています!もちろん以前は、大量の本や服、カバンなど様々なものを並べ、喜んでいたこともありますが、それにかかる手間やその場の空気の重さにイライラしてほとんど捨ててしまいました。
しかし、捨てたからと言って何か困ったことにはならなかったのです!読まない本は無いにも等しいですし、捨てて困ったらまた買えばいいのですからね!
今日は、物が多い部屋やたくさんの物、収集された物に囲まれたお部屋について私の経験を踏まえたお話させていただきます。この記事を読むと
- 必要なものとそうでない物の区別ができる
- 自分の好みがわかり、無駄買いが減る
- 自分の決断に自信が持てる
- 自分の生き方を肯定できる
- 自分を受け入れることができる
- 記憶や思い出に縛られていたことがわかる
など、特にメンタル面での効果を実感することができます!!
ぜひ、たくさん集めた者たちを手放したいけど手放せないと葛藤し迷っている方に読んでほしいです。ではご説明させていただきます。
物が多い部屋、コレクションされた物に溢れた部屋が与える影響
とにかく物が溢れた部屋が私たちに与えるのはストレスです。これは、物が密集した部屋に行くとわかりますが、空気は止まり、ほこりが堆積し、圧迫感を感じることが普通です。
高級な洋服店と安いバーゲンセールの商品を扱ったお店では、何が違うと思いますか?そうです、商品の点数が明らかに違いますよね。
バーゲンセールのようにたくさんの洋服が並ぶ部屋から1枚の服を取り出すのか、それとも高級店のように空間と見せ方に余裕を持ったお部屋から服を取り出すか考えたらどちらがいいでしょうか?
このように部屋に空間の余裕を持つことが心にも、物にも余裕を与えることはみなさん共通の感覚です!もっと物の与える影響を優先的に考え、整理することが大切ですね。
そして、次に物が捨てられないと考える理由についてご説明しましょう!
いつか使える?誰かが使うかも?は幻想です。
よく、物を無くす、探し物が見つからないとお話を聞くことがありますが、その場合ほとんどが物が多すぎるということです。お片付けが苦手な方に共通す好きる言葉「いつか(誰か)使えるかもしれないから捨てられない」という考え、まずこの言葉を捨てましょう!
基本は「今ここ(自分)」です。
忘れていた物が出てきてうれしかった、捨てなくてよかった~と感じる時もありますが、そこから得られる喜びは一瞬です。それ以上にその膨大な物の管理にかかる時間空間金銭的なコストや手間労力がかかりますが、それと、どちらを選びますか?
どうして私たちは物を捨てないのでしょうか?いつか誰かが使うかもしれないから?
しかし今、ご自分が使わなくていつ使うのでしょうか?!こたえは「わからない」。わからないと不安ですよね。物にしがみつき、執着し、捨てられないのです。
その時の判断としてご自分に問いかけていただきたいのは
- 使っているか?そうでない場合に管理するコストに見合っているか?
- それは本当に自分が好きなものか?(こんまりさんのトキメキか?)です。
私は使っていないものに対する管理にエネルギーを奪われたくないので、速攻処分します。
物にも意志があると考えてみましょう!あなたはキープ君の存在でいいですか?
まず、物が多い方へお伝えしたいのは、「コレクションされている物たち」のことを考えてくださいということです。あなたは誰かにコレクションされているだけの存在で嬉しいですか?
持ち主はコレクションによって自分の地位や名誉を保てるかもしれませんが、ものすごく手間と時間とお金と気力と労力がかかります。それに見合うだけの価値があるものですか?
そして彼らにも意思があると私は考えていて、彼らを使ってない方がよっぽど気の毒です。よっぽどもったいないです!!有効活用できないならば、別の場所で活躍してもらうためにも、ありがとうという気持ちを持って送り出してあげてください。
そして彼らを解放することはあなた自身を解放することでもあります。心の執着だけで物を引き止め、物をかき集め、手放さないだけです。
- 手放したらどんな気持ちがしますか?
- では逆に、どのぐらい物たちを集めたら満足できますか?
もう一度この問いかけをご自分にしてみてください。そうやって地道に総量を減らしていくしかありません。とてもしんどい作業だと思いますが、コツコツ実行し減らしていけば、探すことも無くすことも少なくなります。
そして、量を減らし使いやすい状態にするために、次に行うことをご説明しましょう!
総量を減らしたうえで、物の帰る場所を作ってあげる
そして空いたスペースに物の住所を決め、物が帰る場所を作ってあげましょう。人も「帰るところ」が分かっていれば安心しますよね。人が帰る場所といえばあの世です。人間は必ず死にます。帰る時ものは何一つも持って行くことはできません。
たくさんの物を充分に楽しんだら、自由に解放してあげてください。そしてそれが今ここでできなければ(使いこなすことができなければ)、潔く諦める決意をしましょう。
こうやって物と対峙し、自分を見つめ、本当に好きなこと、物とはなんだろうと自分に問いかけをし続けていくうちにだんだん見えてくるものがあります。自分の本当の気持ちに気付くことができます。
そうやってお片付けをすることで自分を受け入れ、自分を好きになれます。自分を受け入れる(自己受容)ことでだんだん自信がついてきてくると生活しやすくなる上に、やりやいこともどんどんできるようになってきます!
冒頭でご説明したように
- 必要なものとそうでない物の区別ができる
- 自分の好みがわかり、無駄買いが減る
- 自分の決断に自信が持てる
- 自分の生き方を肯定できる
- 自分を受け入れることができる
- 記憶や思い出に縛られていたことがわかる
に気付いていただけるでしょう!
お片付けをするうちに忘れていた思い出がでてきて、悔しかった、悲しかったという気持ちもでてきますが、大丈夫です!!物と一緒にその気持ちも捨ててしまいましょう。そのスッキリ感がわかるとどんどん整理し片づけたくなりますよ!
ぜひ、小さなところからスタートしてみてください。
では最後にまとめてみましょう(^O^)/
まとめ
物が多い部屋を片付ける極意。何のために捨てるか?減らすかを明確にするについてのまとめ
- 物が多い部屋、コレクションされた物に溢れた部屋が与えるのはストレスのみ
- いつか使える?誰かが使うかも?は幻想です
- 物にも意志があると考えてみましょう!あなたはキープ君の存在でいいですか?
- 総量を減らしたうえで、物の帰る場所を作ってあげる
このように、地道な問いかけを自分自身にして、捨てる残すの取捨選択をコツコツしていくしか方法はありません。
しかし、確実に気持ちと物の整理ができてくると自己肯定感も上がり、生活も快適になってきます。迷いながら後悔しながらやっていくと見えてくるものがありますので、継続して諦めずに進めていきましょう!
時にはたくさん物をコレクションしてもいいです。それが自分の喜びにつながるのであれば。ただ、空間と気持ちに余裕が欲しい、もうこれは使っていないし、重い気がすると感じればぜひ今のタイミングで物との関係を整理してください。
お片付けをする際の参考になれば幸いです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
コメント