「片付け」と「書くこと」に出会うまでの、長くて静かな助走期間

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私はもともと、片付けが得意だったわけでも、文章を書くのが得意だったわけでもありません。
ただ毎日、家の中の「モノの多さ」によるストレスと、時間に追われる感覚に、心がすり減っていました。

小さな子どもがいる生活。
自分の時間なんてほとんどなくて、気がつけば探しものばかりして、疲れきっていました。
「このままじゃダメかも…」と、ふと立ち止まり、そこから片付けや時間の整え方に関心を持つようになりました。

同時に、「家にいながら、子育てと両立しながら、自分のペースで働く方法」を模索していた私は、ブログという働き方に出会いました。
すぐにブログサロンに入り、「私も発信してみよう」と思ったのですが——

現実は甘くありませんでした。

他の人はどんどん記事を書いて、自分の世界をつくっていく。
一方の私は、何を書いたらいいのか、誰に向けて届けたらいいのか、まったくわからない。
そもそも、何の専門性もない自分が、何を発信できるというのだろう…?

そんなふうに悩みながら、気づけば2年間、何ひとつ書けませんでした。

「また今日も書けなかった…」
「何やってるんだろう、私…」

自己嫌悪のループに沈み込むような毎日。
でも、心のどこかで、「それでも、何か伝えたい」という気持ちは消えていなかったのです。

少しずつ、自分の暮らしや片付けの工夫をメモに残すことから始め、あるときふと、「これも誰かの役に立つかもしれない」と思えた瞬間がありました。

それが、ようやく書き始める一歩になったのです。

そこからは、ワードプレスでブログを立ち上げ、SNSでの発信、電子書籍の出版、画像や動画づくり、SEOライティングやAIの活用など、少しずつ表現の幅を広げてきました。

今は、片付けと時間整えの知恵を通じて、かつての私のように「疲れ果てて、自分の時間がまったくない」と悩んでいる人へ、小さな希望を届けられるように、日々書き続けています。

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